上質な祈りの時間。
絵に関してはガラスのハートです。
自信もないし
自分より上手い人、すごい人はたくさんいる。
それは今でもそう思う。
ときどき崩れそうになりながらも
続けているのは
私にとってそれが必要だからです。
作品がお手元に届いた時に
お相手がとっても喜んでくれるのが
とても嬉しくて
それが心の支えになっています。
ありがたいことです。
本当に、ありがとうございます。
*
昨日、テレビで「美の巨人たち」という番組をやっていたのですが
タイの王様が掘った「装飾扉」のことを取り上げていて。
その番組の中で、現地の職人たちが言ってたんですよ。
僕らにとって「彫る」というのは「祈り」なんだ、と。
無心になって彫っている時間というのは
祈りを捧げている時間なんだ、と。
それを見て
なんて純粋な感覚なんだろうと思いました。
タイは熱心な仏教の国だからというのも
あるのかも知れませんが
誰かの幸せを想い、祈るって
宗教とか宗派とか関係なく
美しいことだと思う。
その祈りを、物質として表現しているんだから
美しくないはずがないな、と。
見えないものを「視える化」するのが芸術の原点だから。
*
私にとって、絵をかく時間というのは
それに近い感じがしています。
最初はいつもどおりの感じで
描き始めるんですけど
描けば描くほど
自分の中身がクリアになっていくような感じがして
日常では余計なことばかり考えてしまうのですが
そういう雑念もだんだん消えていって
「無」というか、単なる「点」になるというか。
純粋なものだけになる時間があって。
それがとても好きです。
とても「生きている」感じがして。
イメージアートを描くときなんかは特にですが
最終的には、いつも泣いています(笑)。
悲しいわけじゃないんですけど
自分の「核」に触れるからか
何故だか涙が溢れてきてしまいます。
なんだかアヤシイ人みたいだな(笑)。
ちょっと恥ずかしいですね。
私は「今」「この瞬間」にいるためだけに
絵を描いているのかも知れません。
そんなわけで
イメージアートは
一枚かきあげるのに時間がかかるので
たくさんはお受け出来ませんが
もし、ご縁がありましたら
描かせていただけたら幸いです。
もともと「絵が好き」というタイプではない方も
過去にはたくさんお申し込みいただいていますので
そのへんはご安心ください。
なぜかその人のお部屋にピッタリな
絵に仕上がることが多いのも楽しみのひとつ♡
◆イメージアートとは?
数秘や、あなたのお話をお聴きした内容から
インスピレーションで
あなたのことを描くフルオーダーアートです。
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